Mark Hammer's Blog

SalesforceやTrailheadに関する情報を投稿しているブログです。

Lightningで活動タイムラインが表示されない時に確認する場所

はじめに

通常、Lightning Experienceのレコードページでは、「活動」タブに活動タイムラインが表示されます。

しかし、何をしたわけでもないのに「活動」タブが消え、活動タイムラインも表示されない場合があります。

今回は、このような「活動」タブが消えた際に確認した方がよい設定箇所をご紹介します。

「レコードページの設定」画面

Salesforceには「レコードページの設定」という設定画面があります。
そして、この画面にある「デフォルトの活動ビュー」にてLightning Experienceでの活動を「活動タイムラインで表示する」か「Classicと同様、関連リストとして表示する」かを選択できます。
なお、この設定画面は全体設定だけでなく、個人設定画面にも表示されます。

  • 設定画面

  • 個人設定画面

「デフォルトの活動ビュー」にて「関連リスト」を選択すると「活動」タブが消え、活動タイムラインも表示されません。
その代わり、Lightningレコードページに「活動予定」「活動履歴」関連リストが表示されます。(「活動タイムライン」を選択した場合は「活動予定」「活動履歴」関連リストは表示されません。)

「活動リスト」を選択した場合のLightningレコードページ

上記の通り、「デフォルトの活動ビュー」は個人設定画面にもあるため、「他の人は活動タブが表示されているのに、自分だけ表示されない」という事態も起こりえます。
このような場合は、まずは個人設定画面の「レコードページの設定」を確認することをお勧めします。

追記

「レコードページの設定」では「関連リスト」と「活動タイムライン」どちらかを選ぶ形式のため、「活動タイムライン」と「活動予定」「活動履歴」関連リストを同時に表示させることはできません。
ただし、Lightningレコードページにて「関連リスト - 1つ」コンポーネントを使うことで「活動タイムライン」と「活動予定」「活動履歴」関連リストを同時に表示させることができます。

Lightningレコードページ作成画面

Appendix