某所にて商品スケジュールについて質問があり、そこで商品スケジュールについていろいろ調べたのでブログに投稿しようと思ったら、約6年前に詳しく他の方のブログに書かれてました。
そこで、ここでは上述のブログに記載されてない細かいコトを書こうと思います。
「全商品に対して有効化」ってナニ?
商品スケジュール設定画面には、「数量スケジュール」、「収益スケジュール」それぞれに対し「有効化」と「全商品に対して有効化」2つのチェックボックスがあります。
このうち、「有効化」と「全商品に対して有効化」両方のチェックボックスを入れて「保存」をクリックすると、
「有効化」のチェックボックスはチェックが残りますが、「全商品に対して有効化」のチェックは消えます。
いくら「全商品に対して有効化」にチェックを入れて保存しても、保存後には消えます。
このチェックボックス項目は何をしているのかというと、このヘルプ(英語) によれば、
- 「全商品に対して有効化」は、チェックを入れて保存をクリックした時点の全ての商品に対し、該当スケジュール(数量、収益)を有効化する設定である。
- 「全商品に対して有効化」にチェックを入れて保存した後に追加された商品は商品スケジュールが有効化されていないので、個別に有効化するか再度「全商品に対して有効化」にチェックを入れて保存する必要がある。
とのことでした。
商品画面で見ると、以下のようになります。
ということで、「全商品に対して有効化」のチェックボックスが消えるのは、「そういうものです」というのが答えになります。
商品スケジュールを編集可能なユーザ
商品スケジュールは、商談と商品を結びつける「商談商品」オブジェクトのレコード画面で設定します。
この「商談商品」は、プロファイルの「標準オブジェクト権限」セクションにはありません。
では、どこで編集権限が設定されるのかというと、このドキュメント に書いてありました。
商談の商談品目を作成または更新するには、Opportunity レコードの「編集」権限が必要です。
ということで、ユーザに対し商談の編集権限を与えてみると、商品スケジュールを設定可能になりました。